【出雲市】荘原駅の解体工事がスタート…85年の歴史に幕を閉じ、縮小化へ。現場を見てきました。

JR山陰本線「荘原駅」(出雲市斐川町)の駅舎建て替えに伴う解体工事が今月から始まっています。今日見に行ったところ、すでに駅舎は解体されていました。フェンスの隙間から、木の骨組みだけになった駅舎が見えます。この建物は昭和9年から85年間使われてきました。こぢんまりしたレトロな木造駅舎でした。現在、元駅舎の東側に仮駅舎が設置されています。コンテナのようなプレハブ小屋?です。簡易トイレ、待合室、そしてICカード専用型改札機が設置されています。

時刻表と切符券売機は待合室の中にあるようです。また、使用済み切符入れもあります。1番ホーム、歩道橋と2番ホームはまだ以前と変わらない姿です。この2番ホーム待合室も昭和9年に建てられました。

荘原駅の今後ですが、待合室にトイレが併設された小さな駅舎に建て替わるようです。当初、JR西日本による計画では待合室とトイレが撤去される予定でしたが、市民からの要望もあり、JR西日本と出雲市の協議の結果、トイレ一体型待合室に決定しました。完成予想図は「出雲市HP 荘原駅の整備について」をご覧ください。

85年間の歴史のある駅舎ですから、思い出がある方も多いのではないでしょうか。解体は寂しいですが、新しい駅舎にも期待して、また完成したら記事にしたいと思います。

JR荘原駅の場所はこちらです。


(麦)

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